バーテックについて

代表メッセージ

三代目社長が描く未来物語

2008年7月、私は27歳で三代目社長に就任しました。
大きく成長させたいという夢、希望を持ってスタートしましたが、3か月後にリーマンショックが起こり、そうは言っておれなくなりました。製造業では工場の稼働を止める会社も多く、ブラシが使われる機会も目に見えて減っていました。そんな中、比較的安定し、成長が見込める業界にターゲットを絞り、経営資源を集中させ新商品開発、営業活動を行いました。その戦略が実を結び、リーマンショックからはV字回復し、地道で着実な成長を続けています。

今年でバーテックは第55期を迎えます。今まで様々な用途のブラシを提供し、製造現場での多くの問題を解決してきました。あまり知られてはいませんが、モノづくりにブラシは欠かせない存在で、お客様の現場でブラシが活躍しているところを見ると、社会を支えているのだと実感します。

今後の社会の変化。少子高齢化による生産年齢人口の減少、資源の枯渇ということを考えるとモノづくりの分野における生産性の向上が大きな課題となります。また、製造業で働く方々のワークライフバランスの向上を実現するためには、製造現場での自動化や改革が課題となります。

私たちバーテックのビジョンとして、ブラシによる問題解決力の発展と、さらに事業領域を拡大し、そのような社会の問題を解決できるような企業になりたいと考えています。50年以上、製造現場での問題解決に携わってきた経験から、ブラシを通じてお客様の生産性向上に貢献できると確信しています。

さらにバーテックにはもっと大きな可能性があるとも感じています。もっと社会のお役に立ちたい、そのために自分たちの強みを磨き、ブラシを超えた新たな事業領域にもチャレンジしていきたい。採用活動を行っているのもそのようなビジョンを実現するためなのです。

また、現在バーテックで行っている大きな取り組みとして「働き方改革プロジェクト」があります。社員の皆が出産・育児・介護等のライフステージに柔軟に対応し、長く働ける会社へ。時間当たり生産性を高め全社員の物心両面の幸せを実現できる会社になるために、全社員一丸となって、働き方の改革や、意識改革に取り組んでいます。自社においても限りなく生産性を高め、大きく世の中のお役に立ちつつ、自己投資、家族との時間を確保し、社員皆が豊かで幸せな人生を実現したいと考えています。長年の習慣や考え方を変えることは大変なことでもありますが、社員みんなでワクワクしながら取り組んでいます。

~理念やビジョンに共感し、共に新しい道を切り開いていける仲間と出会いたい~

「工業用ブラシなんて初めて聞いた。」又「ブラシについて詳しく知らないけど、大丈夫ですか!?」

会社説明会や、面接でよく聞く言葉です。実は、現在バーテックで働いている社員のほとんどが入社当初はブラシの素人でした。入社してから社内研修や、ブラシを使われている現場を見ることを通じて、ブラシや、現場での問題解決に詳しくなり、ブラシメーカーのプロ社員となっているのです。多くの製造現場でブラシが活躍しているのを見て、ブラシや自分の仕事に惚れ込んでいきます。バーテックには新しく入社した社員の皆さんをサポートする研修プログラムや、メンター制度があります。頑張る方向性が分かり、成長の物差しになる人事考課制度があります。

また、バーテックには、真面目で、素直で、努力できる人が、まっすぐ育つ環境があります。仕事に情熱をもって取り組み、家族を大切にする仲間がいます。日々の仕事や、フィロソフィ勉強を通じて人間性を育む仕組みがあります。社長の私をはじめ、社員一人一人が日々現在進行形で新たな仕事にチャレンジし、成長しています。そんなチャレンジや変化を共に楽しめる仲間との出会いを楽しみにしています。

経営理念

バーテックの強みを理解し、磨き、お取引先とその強みを活かしあうことにより、
地域・世代を超えたより多くの人の物心両面の幸せを追求する。

ビジョン

「わくわくビジョン」

第53期のスタートに向けて、2014年3月に初めての全社員参加の合宿を行い、5月にお取引先をご招待した事業発展計画発表会を行い、事業発展計画書を作成しました。「バーテックわくわくビジョン」はその中で生まれました。大枠は私の想いと、社員の皆からフィードバックを受けながら、ブラシアート事業部の社員さんに描いていただきました。バーテックわくわくビジョンは、過去・現在・未来というストーリーで描かれています。

過去(左下の競合との価格競争によるシェアの奪い合い)

創業者、末松富三郎から二代目の末松大幸が引き継いだ時期。どこにでもあるような刷毛ブラシを扱っていたので、競合先との価格競争、取引先との値引き交渉に苦しんでいました。その結果、資金繰りにも苦労した過去がありました。

そんな状況からなんとしてでも抜け出したいという、二代目の末松大幸の思いが、慶應義塾大学でのマーケティングの学びから新規仕入先の開拓、差別化した商品開発とつながり、価格競争時代から少しずつ抜け出していくことができました。

現在(中央左の船)

現在のバーテックを表しているのは、左中央で一生懸命皆で船を漕いでいるところです。全部門でオールを持って船を漕いでいますが、全員心を一つにして、同じタイミングで漕がないと目標に対して真っ直ぐ力強く進まないので現在のバーテックを船で表現しました。

また、自分たちの力だけでなく、世の中や周りの方々からの協力は、高く美しい志を掲げ努力することで実現するということを表現するために、大きな「経営理念・ビジョン」の帆を掲げ、進化発展の流れにのり、地域社会からの応援の風を受けている様子を描きました。船には現在の社員だけではなく、会長、OB社員の皆さんが乗っていて、皆一丸となって、歴史を受け継ぎ、その中で大切にしてきた、王道の精神や、行動指針を大切にして行動している様子が描かれています。

また社長のあり方は船の上で指揮しているのではなく、最前線に立って率先垂範で引っ張っていくべきだという思いを表現するために、一番先頭で泳ぎながら船を引っ張っているように描いています。

未来(右下から上、左上に広がる島々)

右下の近い将来から、上へと時系列に実現したい未来が描かれています。現在から近い将来という意味合いで、右下には、ブラシの提供を通じてモノづくりに貢献し、お客様や社会に貢献したいという想いを表現しています。直接的にブラシが使われているのは製造現場になりますが、安心・安全、品質の向上という価値を提供し、その先の一般消費者の方々の生活の豊かさや、幸せに貢献している繋がりを表現しています。

そして、右上、左上の島々は、「地域・世代を超えたより多くの人々の物心両面の幸せの追求」を描いています。中でも将来世代の物心両面の幸せを考える上で、ブラシが世の中に貢献できる要素は大きく、重要な役割や可能性を持っているのではないかと思います。今後世界の人口が増え続ける一方で、資源は枯渇していきます。その中で資源の奪い合いを避け皆が幸せな未来をつくっていくために必要になるのは、他を思いやる心、利他の心ではないかと思います。

その利他の心を育むのに、私たちが携わっている「衛生管理・清掃用のブラシ、消費者のことを思いやり安全・安心に貢献するブラシ」が重要な役割を持ち、無限の可能性をもっているのではないかと考えています。ブラシをモノとして提供するのではなく、「将来世代の幸せを願い、人間性を育むツール」として提供したい、またそのブラシの可能性や用途を広げ、物心両面での人類社会の発展に貢献していきたいという想いで島々を描きました。

人間性を高めるブラシ、表現の可能性を広げ生活の豊かさ、幸せを実現させるブラシアート、そしてまだ見えていない「多くの人を幸せにするブラシの可能性」に期待してバーテックわくわくビジョンを描きました。